スポンサーサイト


上記の広告は1ヶ月以上記事の更新がないブログに表示されます。
新しい記事を書くことで、こちらの広告の表示を消すことができます。  

Posted by ミリタリーブログ  at 

2012年02月01日

ラファール!!

インドの中型多目的戦闘機選定でラファールが独占交渉に入ったとの事。ヤフーニュースでも取り上げていましたね。個人的には一番好きな機体なので、このまま台湾にも売り込んでくれれば見に行くのも夢では無くなるんですがねw

日本人にはあまり馴染みの無いヨーロッパ機、しかもフランスが単独で作り上げた至高の機体。良く知られていない所も有ると思います。ここらでツラツラっと紹介したいと思います。

ラファール開発の起源は米ソ冷戦時におけるワルシャワ機構軍の空軍戦力から、西ヨーロッパを守る為の戦闘機として国際共同開発計画が行なわれたのが起源になる。しかし、機体のサイズにおいて他国と食い違いが発生したためフランス独自のプログラムとなる。(使用するエンジンについても当時倒産寸前だったスネクマ社を救済するためにもM88の採用が必要不可欠だった。)共同開発プログラムから脱退した事により国どうしの要求の食い違いも無く、順調に開発が進められた。





(ラファールA)
ACX(Avion de Combat Experimenatal)と名づけられた試作機が後のラファールの原型になる。開発当初は搭載するはずのM88エンジンが間に合わず、GE製のF404エンジンが搭載されているため、量産型に比べ一回り大きい物となっている。(F404をそのまま使用していれば速度でもタイフーンを凌駕する機体になっていた可能性がある。)このラファールAは空母への着艦テストも行なっており、着艦自体はかなわなかったがデッキまで数mと所まで近づく事が出来ている。初飛行時にはマッハ1.3の超音速飛行も行なわれている。この機体は優美な外見で「カッコイイ戦闘機を生み出す」というダッソーの伝統を受け継いでいる。ちなみにF-22はダッソーの開発した設計ソフトにより設計されている。腹違いの兄弟?に当たる。直線と曲線の差は有るが正面からの機体構成が似ている。

②に続く

  


Posted by G3フリーク  at 21:40Comments(0)戦闘機